被害者請求について

被害者請求とは、被害者が加害者側の自賠責保険の保険会社に賠償金を請求できるものです。しかし、この請求はいつでも行えるというものではなく、保険法に基づいて3年を経過すると時効になり消滅してしまいます。4年以上経過してしまうと、状況の把握や調査が困難になってしまうことが理由です。この3年という期間は症状などにより起算日が異なり、怪我の場合は事故の翌日から起算、死亡の場合は死亡日の翌日から起算、後遺障害がある場合には傷病固定日の翌日から起算となっています。また、被害者請求には時効の中断もあり、何らかの事情によって被害者請求ができない場合には手続きを行って時効を中断することも可能です。時効中断の手続きは、加害者側の自賠責保険の保険会社に直接行います。保険会社が時効中断手続きの書類を受け取った日から時効が中断するため、被害者請求の手続きに時間がかかりそうな時や、加害者側との話し合いに時間がかかると予想されているとき、話し合いがまとまらず時効の期日が迫っている場合には早めの対応が必要となります。
ただし、任意保険が自賠責保険分の賠償金も一括払いしているケースでは、3年以上経過しても被害者請求権が消滅していない場合があります。

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